田 修司さん
| 所属企業 |
| 株式会社帝国データバンク |
| 所属部署 |
| 人事部人材開発課 |
| 出身校 |
| 武蔵大学経済学部 |
田さんのとある一日
| 07:30 |
メールチェック・報告書作成・取材準備・アポイント電話など |
| ※8:30から5〜10分間は朝礼および課内ミーティング |
| 11:00 |
1社目取材・営業 |
| ※毎日が社長との真剣勝負で、やりがいを感じる瞬間です。また報告書作成には大きな責任がのしかかります |
| 12:00 |
昼食・移動(電車) |
| 毎日どこで食べるかも楽しみの一つですが、時間がなくてファストフードや立ち食いそばなどになることも・・・ |
| 15:00 |
営業訪問(1〜2社)
喫茶店で休憩および報告書作成
2社の取引先などに側面調査など |
| 18:00 |
報告書作成
営業・アポイント電話
営業資料作成・雑務
取材準備など |
| 22:00 |
家族・ペット(犬・トイプードル)との団欒
テレビ
ネットサーフィン
風呂など |
学生時代のお話をお聞かせください。
私は田舎者で東京への憧れが強く、大きな仕事をしたいと漠然と思っていたため、東京の大学に行って東京に就職したかった。そんな思いで東京の大学に入学しました。(笑)勉強より、サークル活動ばかりやっていましたね。
サークルは小学校からずっと続けていたバスケットボールサークルと落語研究会に所属していました。特に落語が好きだったわけではなかったんですけど、落語研究会は80人で男女半々とメンバーも多く楽しそうだったし、なにしろ“学祭で大学の廻りをおみこし担いで練り歩くことができる”それが目的で入りました。
御社の事業内容についてお聞かせください
TDBは企業信用調査を行っている会社です。企業同士が商取引をする際などに、企業から依頼を受けて調査を行うのが我々の仕事です。一言で言うと「その会社と取引をして大丈夫なのか?」と言うことを第三者機関として調査し報告します。
また、調査と同時に被調査先に対して、コンサルティングパートナーとして課題を指摘し、報告書の提供、一定の情報を抽出してデータベースとして販売するなどの営業活動も行っています。

[南青山にある帝国データバンク本社ビル]
田さんのお仕事について聞かせください。
また、その中でエピソード・魅力についてお聞かせください。
現在は人材開発課に異動しましたが、今年の3月までは調査員としての業務を行っていました。
調査員として大変だったことは、当社を誤解されている社長にお会いした時ですね。
調査とは、任意でお答えいただくものですから、当社の事業内容を誤解されていてご協力いただけなかった時が大変でした。
確かに、テレビや新聞で“帝国データバンク”の名前が出るのは倒産情報についての露出が多いので、社長の中には「自分の会社が倒産するから調査に来たのか!」と懸念される方もいらっしゃいます。
もちろん調査に応じていただくことは双方にメリットがあることですから、丁寧に説明します。ご理解いただき調査に協力いただいたとき、さらに当社のサービスをご利用していただき感謝されたときなどは、反面、非常に嬉しく達成感がありましたね。
人事開発課では、採用、調査員研修、社内資格制度運用を主に担当しています。その中での魅力としては教育システムでしょうかね。
一般的な企業は、外回りをして知識を貯めてから内勤に移る事が多いですが、当社は逆に入社後3,4年は内勤を行い、社会人としての基礎と同時に、当社の組織、サービスについての知識を身につけます。それは、当社調査員としてお伺いし、ご対応いただく方の99%は企業の社長であり、営業だけではなく調査も同時に行なわなければならないからです。そのため、それに耐えうるビジネスマナー・考え方をしっかり身につけることが必要になってきます。その為の教育システムなんです。とても魅力的だと思います。もちろん、調査員になる前には6週間の研修で調査手法、財務知識などを徹底的に叩き込まれます。
今後の事業の展開をお聞かせください。
この業界全体のシェアは、現在ほぼ横ばいになっていることに加えて、当社は約60%のトップシェア持つ企業であるため、他社からパイを奪うことも大きくは期待できません。ですから、新しいこと、新たな分野で売り上げを伸ばして行く事を考えていかなければなりません。
その中で、近年は前述の通り定型調査以外のデータベース事業、非定型調査事業、コンサルティング事業、電子認証サービス事業を強化しています。
さらに、最も新しいところでは企業価値算出サービス、M&Aの仲介サービスを開始しています。特にM&Aの仲介サービスは、TDBフュージョンとして、TDBより社内ベンチャーとしてスピンアウトした会社で行なっているもので、新聞を賑わすような大企業同士の合併ではなく、当社の調査網を活かして中小企業同士のM&Aの仲介を行っていくものです。後継者の問題などから中小企業でのM&Aへのニーズは非常に高まって来ています。
希望する人材像をお聞かせください。
企業理念のほかに、当社が「求める人材像」として昨年制定したものが具体的に4つあります。
1.自ら動ける人2.好かれる人3.戦える人4.尽くせる人です。
例えば何かの大会・イベントがあった場合、参加して楽しむだけではなく、チームワークを大切にしながら自ら何かを企画し、常に勝ちにこだわってプレッシャーを乗り越えられるような人を求めています。
[インタビューに同席していただいた中井さん(右)と3ショットを頂きました]
学生へのメッセージをお願いします。
「自分が考えて動いて、何かを達成した!」そんなエピソードがいくつもある人間になってほしい。別に学校の事に限らず、遊びやバイトでもかまないと思います。何かに打ち込める人になって欲しいですね。
そして、いろんな人と話をしてください。友達やサークルなど同年代だけではなく、いろいろな年代の人、特に大人の人と話して欲しい。そうすれば、きっと自分の世界が広がると思います。
最後に、バイトをたくさん経験するのも良いですね。
最近は転職に対して昔ほど抵抗感はなくなってきていますが、卒業してから定年退職までに1社〜数社しか経験しない人が大半です。様々な世界をアルバイトとして見られるのは学生の特権だと思います。そんな特権を使って、様々な世界を見る事も、就職活動および人生観を形成するのに役立つと思います。
インタビュー後記
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慶應義塾大学2年 商学部 梅澤遊太
帝国データバンク社についての質問をしていく中で、他社とは違った、驚くところがありました。
それは、新入社員をひとまず営業に向かわせるのではなく、きっちりと社内で数年間学ばせてから営業に向かわせる、というところです。
新入社員には営業に向かわせる、という会社が多かったのでこれには驚きました。
訳を聞いたところ、「正確性を大事にしているからです」との回答に、さすが情報を扱っている会社だなと感じました。
企業の情報を調査しに行く仕事をする調査員についての話はとても面白かったです。今回のインタビューのように、会社のトップクラスの方と直にしゃべれるので、とても良い刺激になるそうです。
今回の取材で、帝国データバンクという企業、調査員という仕事の面白さがとてもよく分かりました。
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帝国データバンク(TDB)は、107年にわたり蓄積してきたデータベース、調査ノウハウと全国に広がるネットワークを活かし、多様化するお客さまのご要望に質の高い情報と幅広いサービスで対応しています。
個別の企業情報の提供だけにとどまらず、円滑なビジネスを阻害し社会的に大きな影響を及ぼす大型倒産情報などをいち早く察知し、社会に発信しています。
また、独自の情報力と調査力に基づき、従来の定型調査以外にも顧客データベースの構築・整備、ターゲット抽出、業界動向調査、アンケート調査、ISO認証取得コンサルティング、電子認証サービスなどへの対応も行っています。
企業情報のプロとして活躍いているTDBの田様にお話をお伺いいたしました。
株式会社帝国データバンク
http://www.tdb.co.jp/