どうしてテクノブレーンに入社したのですか
自分は、大学を卒業して大手百貨店に入社しました。
百貨店では充実した日々を過ごしており、店舗の大規模なリニューアルプロジェクトを担当しました。
その後、フロアーマネージャーとなり、毎日を送っていました。
そんなある日、水疱瘡にかかってしまいました。
大人なのに。(笑)これが、人生の大転機でした。
水疱瘡は法定伝染病であるために数週間、百貨店を休まざるをえなくなり、いろいろな事を考える時間・自分を見つめなおす時間が出来てしまったのです。
その時に頭をよぎったのが、「自分が休んでも百貨店は営業している」そんな考えでした。
百貨店という大きな歯車の中にいる自分。
社会人10年目を迎え、時間があると、そんな事を少し考えてしまうものです。
そんな時、ふと、いつもの新聞を読んでいると、ある転職誌の創刊号の広告に目が留まり、家族に買ってきてもらったのが転職活動の始まりです。
その転職誌を読んでいると、当時「ヘッドハンティング」「スカウト」などTVでしか聞いたことの無い文字の書いてある「テクノブレーン」という会社の広告を見て、正直具体的に何をしている会社かよくわかりませんでしたが
何か新しく面白そうな事をしている会社だと思い電話をし、面接を受けました。
そして、そこで会った社員や役員の方の仕事への思いを聞き感銘を受け入社を決意しました。
よく考えると、その時の転職活動は1社しか応募してなく、1社しか面接してなく、なにか縁のようなもので入社を決めたのでした・・・
現在のテクノブレーンのお仕事を教えてください。
メインの事業は技術者を中心としたサーチ型のスカウトを行なっていますが、自分は去年の秋に立ち上げた、新規事業を担当しています。
主な業務は2つ。
1つ目は中小企業に対する採用コンサルティング。
2つ目は「キャリエ」という学生を中心としたキャリア支援業務を行っています。
この「キャリエ」は無料で参加できる就活セミナーや無料の個別就活カウンセリングを実施しています。
なにしろこちらは無料で行っていますから、ほとんどボランティアですね。(笑)
採用コンサルティングとは具体的にどのような事を行っていますか?
必要としている企業と必要とされている人材のマッチングのお手伝いをしています。
ご存知のとおり、学生の就職活動は大手企業思考が強い。
そして大手企業はリクルートに当てる金額が多く、PRもうまい。だから、なおさら学生は大手企業思考が強くなる。
そしてますます中小企業は人気がなくなり学生が集まらない。
この循環が、実質日本の産業を支えている中小企業の採用難を作り出しています。差別化された技術やサービスを持ちバイタリティーがり、将来性もある。
しかし、人は欲しいがリクルートに当てるお金も、PRをするだけの人材も時間も無い。これは悪循環ですよね。
採用コンサルティングとは、そんな悪循環の鎖を断ち切り、本来のサイクルに戻す仕事です。
もう1つのお仕事の就活カウンセリングとはどんな事をされているんですか?
カウンセリングと名のつく仕事に共通して言えると思いますが、一言で言えば、お話を聞くという仕事です。
就職活動をしている学生さんと直接会ってお話を聞き、社会の情勢を踏まえた上で自分の知識に基づいて、アドバイスを行う。単純な事ですが、これがすべてです。
自分はどんなに時代が進んでも、人材業務、特にコンサルティングはアナログ業務と思っています。
ネット上でカウンセリングを行う会社さんもありますが、実際に対面して話をしないと、相手の気持ち伝わらない。
そんなコンサルティングに意味がないと思っています。
そして、自分は日本キャリア開発協会認定のCDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)という資格を持っています。
元々カウンセリング的な事はやっていましたから特に必要はなかったんですが、初対面の方と話すことが多いこの仕事では信用してもらう事が一番ですから、肩書きが必要と思い習得したのですが、これを勉強してみると「理論」「キャリアカウンセリングの歴史」など 大変興味深く、自分の大きな財産になりました。
現在の学生における就職活動の現状を、コンサルティングの立場で聞かせいただけますか?
将来の自分の市場価値を考えて行動している学生は少ないですね。
先程も少しお話しましたが、今の学生の多くはどうしても大手企業思考が強いです。
一概には言えませんが、同じ年月を大手企業で過ごすのと中堅・中小企業やベンチャー企業で過ごすのとでは、後者の方がスキルをつけられる事に気づいてないんです。
なにが起こるかわからないこの時代、辛くても実力をつける事を大切に考えなくてはいけないと思います。
今は新卒の人間として、社会的には同じ価値ですが、10年後キャリアを積み重ねた自分の市場価値を考えて、今を行動して欲しいですね。
会社を選ぶ上で気をつける事は何でしょうか?
よく聞く話で、注意すべきものがあります。
就職セミナーなどで対応してくれた社員の方の感じが良かったからだけでそこに就職する。というはやめた方が良いと思います。セミナーを運営する社員さんはその場が営業という仕事場です。
ですから、それが当たり前。
もちろん、それすら出来ない会社はもちろんやめた方がいいですけど。
一時の居心地の良さより、仕事内容、社長の考え方、企業の方針、事業内容などから5年後10年後の自分を創造する事ができる会社か?という基準で選ぶようにした方が良いと思います。

[「キャリエ」の無料就活セミナーの様子]
それが、入社した後のギャップに繋がるんですね。他に考査するポイントして何かありますか?
他には「リクルートにお金を使っているから社員を大切にする会社だ」という考えは捨てた方が良いと思います。
大手企業と中小企業では根本的な財力に違いがありますから、すべての会社を同じ土俵で判断をするのはやめた方がいいですね。

[インタビュアーの佐藤と2ショットを頂きました]
Lippleの学生へのメッセージをお願い致します。
就活に限った事ではないですが、いろいろなところで話を聞いて、いろいろな事を調べてから自分で、見極める力判断する力をつけてください。
もう一つ、自分の経験から言えることですが、人が持っている興味や価値観はずっと同じものではなく常に流動するものです。必ず変わって行くものと思ってください。
今は良くてもちょっとしたことで必ず変化していきますよ。だから、一時の考えがすべてではないと心の片隅に置いておくと良いと思います。
インタビュー後記
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横浜国立大学 経営学部4年 佐藤淳
キャリアコンサルタントの望月さんは、さすが大企業からベンチャーまでその中身をとにかくよく知っておられました!
それぞれの長所、短所を聞くことが出来、今後の私のキャリアプランを考える上でも非常に参考になりました。
自分もベンチャーと大手、よく考えてうまく企業と付き合っていけるようにしたいと思います。
また、望月さんは実は起業の経験など、自身も様々なキャリアを積んできた方で本当に魅力的でした!
そしてなんと、今の望月さんの夢は銀座でクラブを運営すること!
その話になったときの目の輝きがとっても印象的でした!
是非とも望月さんが運営する銀座のクラブに行けるような大人になりたいものです!笑
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テクノブレーンは創業1992年以来技術者に特化したサーチ型人材紹介会社として、顧客企業様に対しては一般的な転職市場では確保できない優秀人財のご紹介を行っています。 東京都認定の若者ジョブサポーターとして、「carie」を展開、若年層向けのキャリア支援サービスをおこなっています。 そんなテクノブレーンのリクルートソリューション部 部長の望月さんに現状の新卒採用状況を含め、採用コンサルティングというお仕事についてお伺いしました。
テクノブレーン株式会社
http://www.techno-brain.co.jp/