前田 一也さん
| 所属企業 |
| 株式会社 ナムコ |
| 所属部署 |
| AM施設事業本部 |
| 役職 |
| ---- |
| 出身大学 |
| 関西大学 |
前田さんのとある一日
| 09:00 |
メールチェック |
| メールチェックなどのデスクワーク |
学生時代どのように過ごされておりましたか?
学生時代は、とにかく遊ぶ事が好きでした。
遊びの中で、何が楽しいのか?どんな事をしたら人が喜ぶのか?
また、楽しませる事ができるのか?そんな事を大学生時代に学んだと思います。
カッコよく言うと「遊ぶ事の本質について考える事ができた4年間」ですかね。(笑)
ナムコ入社までの経緯を教えてください
遊び好きの僕ですから、就職先は、遊びを仕事に出来る会社
「ナムコ」と言う選択しかありませんでした。
そして、入社。
最初に配属された所は、お客様と直に接する
アミューズメント施設の店舗運営の部署でしたから、
入社直後の感想は「思ったよりアナログ」でした。(笑)
しかし、この部署でナムコの仕事の基本
「コミュニケーション」をみっちり学びました。
施設を利用するのはお客様。お客様の事がわからなければ、
お客様を楽しませる物を創ること(企画)はできませんからね。
正直、入社前のイメージは、「ゲーム業界=クリエイティブでデジタル」
でしたが、デジタル社会の中でも大切なのはコミュニケーション。
その事を教えてくれたこの会社の芯の太さを、その時感じました。
その後、店舗運営スタッフとして5年間、主に新店の店長などを行ないました。
そして、現在は店舗開発の仕事をしています。
ナムコの事業についてお聞かせください
2005年9月に株式会社バンダイと経営統合して、株式会社バンダイナムコホールディングスが誕生しました。
そのグループの中で、株式会社ナムコはアミューズメント施設運営を主体とした経営を行っています。店舗の出店、ターゲットに合わせた施設作り、そして運営。
さまざまな“場”を使ったビジネス行っています。
→施設の出店場所はどのように選別されているのですか?
繁華街や、国道沿いなどの独立店もありますが、最近の傾向としては、全国の大型ショッピングセンターへの出店が中心になってきています。
大型のショッピングセンターへの出店の場合、アミューズメント施設自体の競合や環境はもとより、「郊外型のワンストップショッピング型」「中心市街地型」など、ショッピングセンター自体の特性を考慮し、商圏やSCの競争力、将来性など総合的に判断しながら出店を検討します。
また、そこでナムコとして、新しい「楽しさ」をどのようにお客様へ提供出来るかどうかも出店のポイントとしています。
ナムコさんの魅力をお聞かせください
人を大切にする企業ですね。
先程も少し触れましたが、アミューズメント施設経営という観点から、社員だけではなくアルバイトスタッフも含め、お客様とのコミュニケーションを第一に考え教育をしています。
私も通ってきた道ですが、社員は全て店舗運営の部署からスタートします。それは、店舗でお客様とふれあい、嬉しい事も、辛いこともすべて直に感じてもらうためです。
人の心が分からなければ、人を楽しませる事は出来ませんから。
→なるほど!
スタッフの皆さんへの教育はどのように行っているんですか?
弊社では、お客様からの評価で優秀な接客を行なうスタッフ(社員からアルバイトまで、フロアで接客するすべての従業員対象)を選出する「スマイルコンテスト」というイベントを全国の店舗で行っています。
お客様からの投票によって選ばれたスタッフには、社長をはじめとしたナムコの役員がエスコートする受賞パーティや、質の高い接客を体感する東京ディズニーリゾート接客研修などに参加いただいています。このコンテストは、スタッフのモチベーション向上にも大いにつながっています。
このように“人”を大切にする人間が集まっていますから、店舗を含めた
社風が自然とアットホームになっています。
それもナムコの魅力の一つかもしれません。
バンダイとの経営統合のメリットについて教えてください
元来、アミューズメント施設経営が得意のナムコと、キャラクターに強いバンダイが経営統合したことにより、お互いの強みを生かした、新しいエンターテインメントの提供が可能になりました。
その一例として、経営統合一周年の象徴ともいえる施設「ナムコ ワンダーパーク ヒーローズベース」が、昨年9月ラゾーナ川崎にオープンしました。
ここは、“夢のヒーロー達と出会う、触れあう、体験する”をテーマとした、バンダイの強みであるキャラクターマーチャンダイジングと、ナムコのアミューズメント施設運営のノウハウを生かしたエンターテインメント施設です。「ウルトラマンシリーズ」がテーマのキッズアミューズメントや、ガンダム関連の機器を取り揃えたコーナーなど、魅力あふれるコンテンツを取り揃えており、非常に多くのお客様にご愛顧いただいています。
また、ゲーム機の開発を担当するのはグループの別会社(バンダイナムコゲームス)になってしまいましたが、こちらでも統合のメリットがたくさんあります。
今、アミューズメント施設で絶大な人気を誇る「機動戦士ガンダム 戦場の絆」は、ナムコの球体ドームスクリーンの技術とバンダイのガンダムというコンテンツをコラボレートして開発したものです。
この例のように、バンダイのキャラクターを活用しナムコの技術力を持ってさまざまなゲームの開発する事ができるようになりました。
[ナムコはアミューズメント施設の開発に力を注ぐ (C)円谷プロ]
今後の展開について教えてください
国内では、大型ショッピングセンターに向けて、より良いロケーションの提供や、ユーザー層に合わせた商品展開など様々なニーズに合った出店活動をして行きたいと考えています。
また、今後会社が飛躍的に発展するためには、中国、北米、ヨーロッパなどを中心とした海外に向けての店舗展開強化に一つの可能性があると思います。
非常にハードルは高いですが、そのためには、日本でのノウハウを基に、各国の国民性に合わせた事業展開をして行かなくてはいけないでしょうね。
最後に何か学生へのメッセージをお願いします。
弊社に限らず、どんな会社に行っても
コミュニケーション力は必ず必要になってきます。
人の気持ちがわかる人間、人と話せる人間になってください。
そして、人が好きで、ゲームが好きで、ゲームセンターで遊んでいて「楽しいな!」と思ったら、是非ナムコに来てください。
自分もそうですが、好きなものを仕事にできたら幸せですよ。
インタビュー後記
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東京大学 工学部3年 保手濱彰人
私は元々、テレビゲームやゲームセンターが大好きでした。
なので、今回のナムコさんの取材は本当に楽しみにしていました!
その期待を全く裏切ることなく、ナムコの前田さんは様々なお話をして下さいました。
ゲーム・アミューズメント施設というのはあくまで人の余暇を充実させるためのものであること、この業界が新しい市場を取り込みながらまだまだ発展中であること、その中で色々な企業が「体感型ゲーム」などを中心に様々な試みをしていること等…僕にとってはどれも魅力的なお話で、あっという間に時間が過ぎ去ってしまいました。
アミューズメント施設を企画・運営する魅力を存分に感じられ、そして社員の皆様の活き活きとした様子から、ナムコという会社の風通しの良さ・空気感の良さも存分に感じることができました。
前田さん、本当にどうもありがとうございました!!
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1955年、百貨店の屋上に2台の木馬を設置したことからナムコの歴史がスタート。
2005年9月に株式会社バンダイと経営統合。
2006年3月、バンダイナムコグループの国内組織再編の一環として、
アミューズメント施設事業を手がける新生『株式会社ナムコ』が誕生。
新生ナムコはナムコの根源といえるエンターテインメント施設関連事業を行っている。 バンダイナムコグループの総合力を活かし、遊びの領域に留まらず、癒し、健康、教育、福祉等、「豊かで幸せな時・場」を常に創造し提供しつづけるエンターテインメント企業であることを使命とする、と語る前田様にインタビューをさせて頂きました。
株式会社 ナムコ
http://http://www.namco.co.jp/