お二人の学生時代についてお聞かせ願えますか?
石田様:
私は大学時代に放送研究会に所属をし、友人と一緒に番組制作をしたりしていました。
何か1つのものを一丸となって作り上げていって、それができた時にはすごく達成感を感じたりしましたし、そういう友人のいるコミュニティは好きでしたね。
沼生様:
私もサークル中心の学生生活を送っていました。友人同士でイベントを企画したり、段取りを立てたりというのも好きだったので率先して行っていました。
性格的にも後悔するのが嫌だったので、アクティブな方で、コミュニケーション力もそこで培われた気がします。
創業からこれまでの間、企業が成長をしてきた要因とは?
石田様:
アニメ自体が1つのエンターテイメントとして認められるようになってきたということでしょうか。
アニメを見て幼少時代を過ごした年代の方々が親世代となり、受け入れられやすくなったという時代の流れも大きく関係していると思います。
欧米で日本のアニメが大流行した影響もあり、話題にもなったので幅広い層の方に認識が広まったのだと思います。
沼生様:
放送局という観点で言うと、曜日や時間帯、ターゲットに合わせた番組構成など、視聴者が何を求めているかということを考え、できる限りそれに応えることができるよう日々、実践していることでしょうか。
最近は、アニメだけではなく知育・情操番組にもこれまで以上に力を入れ、制作、編成を行っています。親子で「遊びながら学べる」という、コミュニケーションツールとして他にはない、コンテンツ制作にも取り組んでいます。

[楽しいキャラクターが沢山出迎えてくれる受付スペース]
具体的にPR活動はどういったことを行っているのですか?
沼生様:
我々のお客様は、ケーブルテレビやスカパーを介して視聴いただいている方々が中心です。加入者専用のガイド誌に情報を掲載したり、広告をうったりしています。
未加入のお客様に対しては地域のお祭りや出版会社のタイアップで、イベントに出展したりして、大きな媒体で一気にPRするというよりは地域密着型で地道にリーチしていくという方法をとっています。
どちらにも共通して大切なことはキッズステーションが発信する情報とともに、チャンネルイメージも一緒に届けるような活動をするということです。
これまでの業務の中で印象に残っていること、やりがいはありますか?
石田様:
入社したころCS業界の知識はあっても広報についてのことは分からないことばかりでした。
そんな中、大手のクライアントに契約が打ち切られそうになるという事態が起きたんです。当時、それは弊社にとって大きな打撃となり、どうにかして契約を継続してもらおうと、私自身も先方へ足しげく通いました。
でもやはりビジネスなので、そう簡単にはうまくいかず正直、四苦八苦という状態でもありました。
そして最後の手段として「1年間のチャンスをください。必ず改善してみせます」と言ったんです。最終的に私の熱意を理解してくださり、その危機的状況を乗り越えることができました。その時は本当に嬉しかったですね。
その後、信頼関係も生まれ、良いお付き合いを現在も続けさせていただいています。 その時は苦しかったのですが、今振り返ると、そこで経験値もアップしたとも思いますし、良い勉強ができた気がします。
沼生様:
私たちはキッズステーションというメディアを通して「夢」を提供し 続けていきたいと考えています。
ただその反面、現場ではどうしてもシビアにならざるを得ない場面もでてきてしまいます。その狭間でうまくバランスをとっていくというのは難しいんですよね。でもそんな行き詰まったときなど、助けてくれるのは周りの仲間たちなんです。
社内はとても熱意溢れる人たちばかりで、部署を越えた、互いに尊敬し合えるようなネットワークが築けている。これはとても頼もしく有難いことです。こういったフィールドは私自身にすごくマッチングしていると感じていますし、良い刺激を与え合えるのでとてもプラスになっていますね。
御社ならではの強みとはなんですか?
石田様:
実は弊社は、社内ベンチャーとして、創業者が強い意志と夢をもってスタートさせました。それからこの十数年間で全国800万世帯にまもなく手が届くまでに成長してきました。
それも創業者が抱いていた「良質なものをたくさんの人に伝えたい」という熱い思いが現在の社員1人1人にも受け継がれているからなのではないでしょうか。
沼生様:
私もそう思いますね。「志」、「目指す方向性」が同じということですね。 まだまだ発展途上ではありますが、今後もこういった気持ちを大切にしていきたいです。
自由度も高く、それぞれが自分の仕事にやりがいと誇りを持って取り組んでいると思いますよ。それは社内の明るい雰囲気にも表れていますし、みんな毎日いきいきとしていますからね。
[キッズステーションでこの秋からスタートした
「ボノロン 〜不思議な森のいいつたえ〜」
]
今後についてはどのようにお考えでいらっしゃいますか?
沼生様:
現代は情報や物が溢れている時代ですよね。そういった中でも、ただの放送局というよりはたくさんの人からの支持を受ける情報塔となれるようにしていきたいですね。
TV、インターネット、携帯など時代によってもコミュニケーションツールは変化してきています。その時代の流れに取り残されるのではなく、いち早くキャッチをして対応していこうと考えています。
石田様:
7月からスタートした携帯の無料情報サイトもその1つですね。 人の目に触れやすく、入りこみやすいポイントを見定めてアプローチをしていくということですね。
社員同士で意見を出し合いながら、より良いクオリティー、コンテンツで視聴者の皆さんのリクエストを反映させていきたいです。どのメディアを通しても、「すべての人に良質な時間を提供し続ける」という志は忘れずにいたいですね。
学生へのメッセージをお願いします
石田様:
学生のころはある程度「無茶」をしても良いと思うんです。「やりすぎたかな」と思うくらいでちょうど良いというか・・・(笑)
そういうのって社会人になってからはなかなかできないじゃないですか。
理想を追いかけすぎたり、先のことばかりを考えすぎてしまうと、どうしても保守的になってしまいますからね。
沼生様:
私も同じ意見です。仲間と何かを成し遂げたときの「感動」は一生忘れないですからね。興味を持ったことには色々やってみるべきだと思います。
人と人とのネットワークって、ビジネスでも大切ですから仲間との関係づくりをした方がいいかもしれません。意外に学生の頃と社会人になってからのマインドってそんなに変わらないものなんですよ。
自分の限界点を決して自分で判断しないというのも重要ですね。
インタビュー後記
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東京大学 工学部3年 保手濱彰人
キッズステーションは非常に雰囲気のよい会社でした!
社員さんがみんな明るく、とても楽しみながら仕事をしている空気が伝わってきました。
まだ若い会社で、特に初期のころは本当に創業者の情熱一つで大きくなった会社のようです。
その起業家スピリッツが社員さんみんなに浸透しており、一人一人の自主性の下でオリジナリティ溢れる社風が出来ているようでした。
インターネットやCS/BS放送の技術進化により、放送業界全体がマルチなニーズに対応できるようになっています。
キッズステーションはそうした流れの最先端を行っており、日本のアニメや情操教育といったジャンルでこれから大きな功績を成し遂げてくれるのだろうと思っています。
オリジナル番組も次々と製作されていくそうなので、ぜひ今後のキッズステーションの動向に注目したいと思います!
今後とも是非がんばって下さい!
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創設からこれまでの間、支持を増やし続けて加入数も700万世帯を突破。
この企業成長は「良質なものをたくさんの人へ伝えたい」という企業マインドと社員それぞれの熱意、地道な努力の全てが重なりあうことによってできたものであると言えるだろう。親子のコミュニケーションツール、世代を越えても「楽しい気持ち」を共有できるメディアである。より良いエンターテインメントの創造を目指し、追求し続けている企業。
株式会社キッズステーション
http://www.kids-station.com/