リーダーズVOICE! マーケティング現場レポート最前線

Action

篠ア 貴子さん

所属企業
株式会社 京王プラザホテル
所属部署
総支配人室 広報
役職
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出身大学
明治学院大学


篠アさんのとある一日

06:30 起床
07:30 出勤
08:30 出社
【新聞・メールチェック】
自社はもちろん、業界に関する記事などを毎日クリッピング作業を行う。他社情報や流行などがわかるので、イベントやフェアを考えるときのヒントになることもある
09:30 【部内アテンション】
一日のスケジュール合わせと情報共有を行う。広報は席を外すことが多いので、取材がない場合は必ず行う。(PCのノーツでもいつでも確認することができるようになっている)
10:30 【レストラン 取材対応】
レストランとの事前打ち合わせが大切となる
12:00 電話対応 記事校正
12:30 昼食
13:30 広告オリエンテーション
14:30 【社内バーテンダー 雑誌インタビュー】
(ホテルスタッフが大切)
16:00 【外出 編集部回り】
女性誌を中心にニュースリリースやパンフレットなどを持って編集部を回り、ホテルを売り込む
18:30 帰社 残務処理      〜19:00
20:00 友人と食事
23:30 帰宅
01:00 就寝

「スタッフの一人一人が代表者」お客様へ高い満足感を提供していくことを究極の目的とし、1人1人が意識を高く持っている企業。
「宿泊部」「料飲部」「宴会部」の大きな3本柱が中心となり、高いクオリティのサービスを提供している。社会全体もから信頼され、これまでの伝統・歴史を積み上げてきた。

近年では「ホテル」としてだけではなく、「京王プラザホテル」として社会貢献、ボランティア活動にも積極的に取り組んでいる。

京王プラザホテル

http://www.keioplaza.co.jp/

ホテル業界には昔から憧れていたんですか?

実はそんなこともないんですよ。

漠然とサービス業に対しての憧れはあったのですが、最初から「ホテル」に絞っていたわけではなかったんです。就職活動中は、色々な企業を見ることのできる良い機会だと思って様々なセミナーや研修に参加していました。

でもある日、某ホテルのセミナーで、1人の女性社員の方と出会ったんです。一言で言い表すと、「惚れた」ですね(笑)

その女性を見て、かっこいいなと強い憧れを抱いたのと同時に「私もこういうホテルマンになりたい」とホテル業界を目指したんです。

それが大学3年のときだったので、周りに比べると遅かったのかもしれませんね。


では、なぜ京王プラザホテルを選ばれたのですか?

ホテルのことを深く知る前は、私の中に堅いイメージがあったのですが、実際セミナーに参加にてみると決してそうではないということが分かったんです。

それぞれのホテルの特徴やパフォーマンスも盛り込まれたとても楽しいものでした。

「人々が集まる場所でありたい」それが弊社のポリシーです。
細やかところにも気配りが行き届いている、そんな印象を受けました。

色々なことを考えたのですが、自分にとってとてもプラスになる環境だと感じたのが入社の決め手ですね。



[東京の新都心、西新宿の中央に位置し、地上47階の本館と35階の南館を有する]


入社してからずっと広報をご担当されているんですか?

それも違うんです。(笑)
弊社では入社をすると最初の1年間、異なる2つの部署を回って研修を受けるシステムがあります。

私はレストランと客室清掃を経験した後、もともと希望していたレストランに正式に配属となりました。
覚えなくてはならない知識、技術、体力的な面でも想像以上にハードでした。
でも、常に「いかにお客様に喜んでいただくか」ということを考えていたのでそういった部分での気配り、臨機応変な行動力は養われました。

お客様の嬉しそうな姿、幸せそうなお顔を見ることができて、たくさんの元気とパワーをいただけました。広報はその後の配属になりますね。



では、現在の広報のお仕事について聞かせてください。

はい。広報には3名が所属しておりまして、私の主な業務内容は取材、電話応対、婚礼商品の宣伝、社内報作成になります。
またホテルで開催される催しについても、販売企画と一緒にイベントの提案をしたりもします。

「いかに当ホテルに足を運んでもらうか」ということを考え、それを戦略的に世間にリーチをしていくのが私たち広報の仕事だと思っています。

ゆくゆくは広報の仕事をしてみたいという気持ちが将来設計にはあったものの、こんなに早いタイミングで来るとは、正直ビックリで最初は不安だらけでした。

お客様とのつながり方はレストランの時とは変わりましたが、視野もグッと広くなりました。
ホテル全体が見えるようにもなり、方向性もしっかりと把握ができてきました。そんな当ホテルで働けていることを誇りだと思う気持ちも日に日に増していますね。



[広い窓からの眺望と、シックなたたずまい、ゆったりした空間の客室]


では、業務上で何か苦労されていることはありますか?

一括りにホテルと言っても様々な部署での、細やかな業務1つ1つが折り重なり、初めてお客様へと提供できる「ホスピタリティ(おもてなしの心)」となります。

特に広報の仕事は、現場で働いている方々の活躍があってからこそという色が強いですから。
「内での良い関係がなければ外に行けない」そう思います。

企画やフェアを開催する際も現場の方々に社内インタビューをし、情報を掬いあげることから始まります。
ですから社内の人にできるだけ自分の顔を覚えてもらい、会話のキャッチボールができるように関係づくりをしないと、スムーズに業務が進まなかったりもします。

待っているだけでは駄目ですし、やはり行動力が不可欠ですね。



これまでに印象的な出来事があれば教えてください。

そうですね。広報へ配属になってすぐの頃に携わった、婚礼パンフレットのリニューアルでしょうか。

社内報では社内での統一、モチベーションアップを図るべく情報発信をするというものですが、社外(お客様向け)へのPR、イメージ作りというのもそれはそれで違った面白みがありますね。

このパンフレットに関してはスケジュールも非常にタイトでしたし、コンセプト自体も一新させたこともあり本当に大変でした。
昼夜関係ないといった状態で動き回っている時期もありました。

でも大変な思いをした分思い入れも強く、形となって出来上がってきたときはものすごい達成感で本当に嬉しかったですね。



[まるでヨーロッパのお城にある広間のような披露宴会場「扇」]


1番のやりがいとはなんですか?

1番は部署に関係なく会って話しをできる社員の方が増えたことですね。

たくさんの人とのつながりができたおかげで業務もスムーズに行えますし、何よりも楽しいんですよね。
それぞれの現場で感じられるやりがいも感じることができ、今後にも生かしていきたいです。

他のホテルにはない弊社の強みである「居心地の良さ・安心感」はこれまでに築き上げてきた伝統と、社員の人柄、取り組み姿勢からきているものなんだと理解が深まりました。

私も時代の新しい風を常に取り入れながら、他の社員の方々と一体となって「今」を頑張ろうと思います。


学生へのメッセージをお願いします。

学部内やサークルで出会った友人の存在も大きかったと思います。
色々なところに行き、ものを見ていると自然と感覚が養われていきます。

最近はインターネットなどでも情報を得ることはできますが、やはり実際に体感するのは貴重な経験になると思います。
普段から様々なことに関心を持ってアンテナを張っていると、一見つながりのないAとBとの間にもつながりが見えてきたりもするんですよ。

どんな職業に就いたとしても、そういった感覚は生かせるのではないでしょうか。後から考えて「充実していたな」と思えるような過ごし方をして欲しいですね。


インタビュー後記

写真

横浜国立大学 経営学部4年 佐藤淳

今回はいつものような会社のオフィスではなく、新宿のど真ん中にあるホテルの中でのインタビューということで開始前からわくわくしていました!

そして豪華なエントランスに通路を進み案内されたのはブライダルの打ち合わせを行うらしき場所。
期待通りのとっても素敵な雰囲気に包まれながらインタビューはスタートしました!

インタビューをさせて頂いた篠アさんは仕事への熱い想いを持った方!

篠アさんが半年をかけて作りこんだというブライダルのパンフレットを見せて頂いたのですが、細部にまでこだわりがある本当に素敵なものでした。
仕事への熱い思いがあるからこそ作り出せる作品なのだと思います。

3人で広報業務を行っているということでお仕事は忙しいそうですが、それでも楽しんでやっているとおっしゃる篠ア様はとても素敵に見えました!