リーダーズVOICE! マーケティング現場レポート最前線

Action

内田 陽介さん

所属企業
株式会社カカクコム
役職
取締役サービス本部長
出身校
慶應義塾大学


内田さんのとある一日

07:00 起床
08:00 出勤
08:30 出社・メールチェック・資料準備など
10:30 役員会議
12:00 昼食
13:00 社内会議
新規プロジェクトに関して
14:00 外出
広告出稿を頂いているクライアントとの打ち合わせ
16:00 社内会議
今後の採用方針に関して
17:00 社内会議
部内の業務進捗状況や今後の戦略などについて
19:00 採用面接
中途採用の面接
20:00 外出
お世話になっているクライアントとの会食
00:00 帰宅・読書
01:00 就寝

カカクコムが運営するのは、言わずと知れた大手価格比較サイト「価格.com」です。家電製品の価格比較から始まり、現在では不動産・グルメなど多岐に渡るサービスを展開しています。

今回は、昨年20代で取締役に就任した内田様にインタビューをしてきました。

株式会社カカクコム

http://kakaku.com/

内田さまは学生時代どのように過ごされておりましたか?

学校の授業は退屈でアルバイトの毎日でした(笑)
というのも、多くの人、仕事に触れてみたかった。人と出会う事が私にとっては刺激であり、それを4年間求め続けていました。

中でも、テレビ局でのアルバイトは印象的でした。
そのアルバイトには決まった業務は少なく、社員さんが番組制作をするためのサポートをするために、その場の状況に応じて何をすべきか、判断が求められる仕事でした。

そこでアルバイトの域を少し超え、社会人に近い物の考えかたを垣間見る事ができたと思っています。 それは非常に良い経験でした。


カカクコム入社後、どのような経緯を経て現在にいたりますか?

私の入社時はまだ社員も10名程で小規模でした。

当時から価格.comはパソコンや家電製品の比較を行っていた人気サイトでしたが、売上はバナー広告の収入に頼っている状況でした。

そこで、更に頑丈な収益基盤を構築するための新規事業立ち上げが私の最初の仕事でした。

最初に立ち上げたサービスは成果報酬型の自動車保険の一括見積もりサービス、次に中古車査定サービスを展開しました。 これらは、最盛期には全社収益の3割強を占める位の事業になりました。

「カカクコムをもっと大きな会社にして、より多くのユーザーに使ってもらいたい」

この一心でカカクコムの成長と共に駆け抜けてきました。


[家電製品の購入の際に参考にしている人は少なくないはず!『価格.com』]


現在の内田さまの業務内容を教えてください。

カカクコムには「価格.com」を運営するにあたり2つのチームに分かれておりまして、ひとつは価格比較事業をおこなうプロダクト本部。

もうひとつ、先程の中古車査定や自動車保険、インターネットプロバイダの比較といった通信や金融などのサービス系商材を比較するサービス本部があります。

私は後者のサービス本部の統括をしています。



現在注力している事業を教えてください。

新築分譲マンションの紹介『マンションDB』に注力しています。

これはカカクコムが新たに立ち上げた新築マンション選びのためのサイトなのですが、住宅購入は人生最大の衝動買いと言われているんです。

人生最大の買い物なのに、十分な比較検討ができずに住宅を購入することが多いマーケットの現状に対して、より満足度の高い住宅選びのサポートをするためにサービス化いたしました。



[カカクコム新たな試み・新築マンション検索サイト『マンションDB』]


今後の事業展開について教えてください。

価格.comは月間800万人にご利用いただいているのですが、ご利用者の分布をみると、まだ男性中心のサイトとなっています。

これから弊社が更なる成長を遂げるためには、まだ価格.comをあまりご利用頂けていない若い女性などの層に対しても、価格.comを知ってもらい、使って頂くことが重要です。

もっと価格.comの認知度を上げ、世界中の人々に「買い物をするなら価格.com」と言っていただけるようなサイトにするのが目標です。



カカクコム様が求める学生像はございますか?

「価格.comが好きな人であってほしい」というのは少しだけあります(笑)

それ以外では、やはり自分の頭で常に考えられる人ですね。与えられたことをこなすのは社会人にとってはすごく大事なことですが、私たちのサービスは常に新しいものをつくっていかなくてはなりません。「これが完成系」というのは存在しないんですよ。

ですから、探究心がある学生を求めています。
そのような方と一緒に仕事するのは楽しいですし、ぜひ来て頂きたいです。



最後に大学生へ向けてメッセージをお願いします。

仕事って、没頭するほど楽しくなるものだと思っています。
仕事以外でも何でもそうですが、だらだらやると面白味もなかなか味わえない。
趣味や遊びと全く同じで、徹底的に没頭することで始めて分かる楽しさがあると思います。皆さんには是非そういったものを見つけてほしいです。

大学4年間というのはとても自由な時間ですが、なにか好きなことがあってそれに没頭できたなら本当に意味ある時間になると思いますよ。

インタビュー後記

写真

慶應義塾大学2年 商学部 梅澤遊太

最近、テレビなどで取り上げられて話題になっている、カカクコムへ取材に行ってきました!

まだ十年しか経っていないにも関わらず、多くのユーザーに利用されている価格.comを運営しているこの会社には取材前から非常に興味がありました。

インタビューに応じてくれたのは、昨年、若干29歳という年齢で取締役のポストに就任した内田さんです。

カカクコムの成長と共に自身も成長したと言う内田さんの話は、聞いていてとてもタメになり、期待を裏切らないものでした。

「価格.com」というホームページの運営をしているカカクコム社ですが、その名称に捕われずに、役立つ情報を提供していることに驚きました!(ペット欄での「うちの子自慢!」などです)

これからもユーザーが有効活用できるようなコンテンツを増やしていくようで、勢いのある印象を受けました。現在、上からも下からも意見が飛び交う積極的な現場にやりがいを感じているらしく、今後のカカクコムに対する熱意が大いに伝わってきました。