まず始めにアイレップの事業内容についてお聞かせ下さい。
インターネットを使ったマーケティング支援事業(SEM)を軸としています。
例えば、ヤフーとかグーグルのサーチエンジンで「就職」と入力すると、上部に広告が出てきますよね。そこにどのキーワードであればお客様の求める効果が達成できるかをプランニングし、ご提案から運用までを業務としています。
もう一つはSEO事業で、自然検索結果という事ですが、単純に検索結果の上位に表示されれば良いというものです。
それをどのような施策で上位に表示させるかという所をコンサルティングしています。
つまり、サーチエンジンに連動したポジションでビジネスを展開していると言えますね。
近年、SEM・SEOは注目を集めていますね。
そうですね。
テレビ、新聞、雑誌、ラジオ、いわゆるマス4媒体と呼ばれるものがありますよね。
近年は、このマス4媒体よりもインターネットが唯一成長を見せているんです。
そういった点からも、世論の注目は集めていますね。
既存の広告とネット広告との違いを教えてください。
受動的にユーザーに広告を見せるのか、能動的にユーザーに広告を見せるかの違いです。
受動的な広告で分かり易いのがTVCM。視聴者が興味のあるTV番組内に広告を打つ事によって強制的に広告効果を得るものです。
変わってインターネット広告は能動的な広告。 ユーザーは目的が無いとインターネットは利用しません、よってユーザーが興味のある事に対して適した広告を打つ事が出来るんですよ。今までの「広告」から逸脱し、ユーザーの目的に沿った「情報」へ転換されるのが大きな特徴です。
ネットが普及してユーザーの購買プロセスは大きく変わっていますので、SEMは広告主とユーザーを結びつける重要な役目を担っていると言えます。
山中様がアイレップに入社した経緯を教えてください。
私は中途入社なんですが、前職は求人広告代理店の営業をしておりまして、企業さまの採用支援に従事しておりましたが、外部からの採用支援に限界を感じていたんです。
具体的にどういう事かと申しますと、企業側にご提案をしても、意思決定は当然お客様がする訳で。提案をしても、結果責任までは負えないんですよね。それに私が携わる範疇なのは、採用という一面だけで、本来の課題を解決しようとすると採用だけでは解決できないところもありますからね。そう考えると、実際に責任も取れて、携わる範疇も広がる人事を考えたんですよね。
そしてようやく会社とも話しがつき、人事職への転職を開始しました。その際、会社を選ぶポイントが三点あったんです。
一つ目は「成長企業であること」
単純に成長していない企業だと採用って出来ないじゃないですか。僕が得意とする分野で勝負が出来ないというところもありましたし、前職が急成長している会社でしたので、成長企業の醍醐味も知っていましたしね。
二つ目は「仕事内容が人材に依存する部分が多いこと」
属人性の高い仕事、コンサルティングファームが最たるものだと思いますが、リソースは人材になりますので、人事として個人の力とか人事の影響力が強いのではないかと考えました。
三つ目は「経営陣の人事に対する理解があること」
前職の経験からのものですが、伸びている企業とそうでもない企業の違いを考えた際に、ある程度人事の重要性を理解しているかが一つのキーだと感じましたから。
これに全て当てはまったのがアイレップでした。
[アイレップ様のエントランス。オシャレです!]
現在の山中さまの業務内容を教えてください
採用業務全般を担当しています。
年間を通した採用計画や新卒採用、中途採用もそうですね。直近は内定者のフォロー、採用計画のプランニングなどを手がけております。
外部からの採用支援と内部の人事の違いを教えてください
提案の幅が広がったと思います。
今まではパッケージ化された商品を提案していたので、ある意味考えなくても良い所があったんですよ。
それが企画立案側になり全くゼロからのスタートなので、正解が分からないんです。
嫌な汗をかくようになりましたね。(笑)
アイレップに入社されて感じた事はありますか?
考えに甘さがあった事でしょうか。
人事という職種は未経験でしたので、業務内容等を教えていただけるのかなと思っていたら、上司から一言「任せた」と(笑)
裁量が大きいことは入社前に期待していた点でしたが、予想以上でしたね。
山中様の学生時代について教えてください。
皆さんと一緒ですよ(笑
サークルはESSに入っていて毎週末ディベートをしていました。
学生時代特に印象に残っている事は、大学二年生の頃のカリフォルニア留学です。
正直スキルとして何か身についたかと言われるとなんとも言えませんが、向こうの就職感には強烈なインパクトを受けました。
現地の先生に日本人は目的も無く大学に入る傾向があると指摘されたんです。
アメリカなら目的も無いのに大学には行かないんですよ。
確かにそうだなと思いましたよ。
結局どうしてそれが日本で成り立っているのかを考えた先には、とりあえず大学を出ないとスタートラインにも乗れないっていう風習の新卒採用システムが悪いのかもしれない。そう思うことがきっかけとなり、人材業界へと興味を持つようになったんです。
山中さまの今後の目標を教えてください。
直近では、圧倒的な採用力を会社として身につける事です。
数が採れるとかではなくて、あの会社の説明会はとにかく行ってみた方が良いとか、あの人の言う事は為になるとか、とにかく学生に魅力があるコンテンツ、情報を届けて、学生・当社にとってもWin-Win になるようなものを提供していきたいですね。それが当社の採用力にもつながってくるとは思いますしね。
個人的な想いとしては、人事って元人材系の営業マンが多いんですよ。
私も前職ではいろいろな競合と競り合ってきましたので、また別のフィールドでも勝負かと(笑)
負けたくないと意識しているんです。
アイレップは今後どのように成長されていくのでしょうか。
サーチエンジンマーケティングを中心に、リスティング広告とその周辺分野へと領域を広げていきます。
特にアフリエイト広告は、インターネット広告の中でリスティング広告と合わせて、今後6割位を占めると業界内では言われているんです。
メインのリスティング広告はもちろん、アフィリエイト広告に関しても当社がネットマーケティング社と資本・業務提携させて頂いておりますので、積極的に取り入れていきたいと考えておりますね。そして、ナショナルクライアントの開拓ですね。超有名企業のニーズを確保し、TVCMなど、インターネットとのクロスメディアのノウハウを蓄積していく予定です。
最後にLippleの学生にメッセージをお願いします。
ありきたりですが、就職活動は真剣にやってほしいです。これが僕の願いですね。
現在の売り手市場だと学生はいっぱい内定を貰えるじゃないですか、ただ、一番悲しいのはとりあえず入社してすぐに辞めてしまう事です。社会人は甘いものではありません。そこで、就職活動において、自分が選択をしたという意識もないので、辛いことがあったときに転職に逃げてしまう。その結果ジョブホッパーとしてなってしまう方もお見受けします。結果として、人事の目線で見ると、転職回数が多い人ってどこか不安なところがあるんです。どんどん将来の可能性を狭めてしまうだけですので、自分の選択に責任が持てる就職活動をしてほしいですね。
後は、大学を「出てみる」という事です。
社会人と会うとか、年配の方と会うとか、自分とは属性の違う方と交流をする事です。
世界感が広がります。
僕自身意識して「世界感」という言葉を使っているのですが、
結局知っているか知らないかの世界じゃないですか。
名刺の渡し方一つでもそうです。
多く知っていればそれだけおもしろいんですよ。
インタビュー後記
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横浜国立大学4年 経営学部 佐藤 淳
実はインタビューの前日にたまたまカンブリア宮殿を見ていたら なんと翌日インタビュー予定のアイレップ様が途中で出ていたのです! 驚きと共に、一気に会うのが楽しみになった今回のインタビューでした。
インタビューに答えて頂いた山中様は 学生時代は英語でのディベート一筋、そして今は人事の仕事一筋と、 とにかく一つのことを追求する非常に熱い方でした!
アイレップ様が得意とするSEM(サーチエンジンマーケティング) は、WEBマーケティングの世界で今最も熱いとされている分野で、 お話を聞くだけでも非常に興味深く勉強になりました。
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2006年11月にヘラクレス市場に株式を上場し、まさに急成長を 遂げているアイレップ。今後マーケットの拡大が予想されている 検索エンジンマーケティングのリーディングカンパニーです。 自社の利益を追求し、企業価値を高めるだけではなく情報の 供給者とユーザー、双方の満足を追求する姿勢は多くの クライアントから絶大な信頼を得ています。 今回のリーダーズボイスでは、インターネットマーケティングを リードし続けるアイレップの人事担当、山中さんにお話をお伺いしました。
株式会社アイレップ
http://www.irep.co.jp/